眼瞼下垂 がんけんかすい
眼瞼下垂の症状例
- まぶたが重い
- 目を開けにくい
- 頭痛・肩こり
- 目が疲れやすい
- おでこに深い横ジワができた
眼瞼下垂とはどんな病気?
眼瞼下垂(がんけんかすい)とは顔を正面に向けた時にまぶたが瞳孔の上まで上げられない状態をいいます。片目の場合も両目の場合もあります。

上眼瞼(上まぶた)は上眼瞼挙筋腱膜とミュラー筋の作用で上方に引き上げられます。上眼瞼挙筋は動眼神経の刺激で作用する横紋筋、ミュラー筋は交感神経の刺激で作用する平滑筋です。
老人(加齢)性眼瞼下垂は本来しっかり付着しているはずの上眼瞼挙筋腱膜と瞼板が外れた状態、または上眼瞼挙筋腱膜が延びた状態です。上眼瞼(上まぶた)が上下に動く幅は以前と変わらないのですが動く位置が全体に下がった状態です。
眼瞼下垂はどのような人に多いの?
- 加齢により、まぶたの筋肉がおとろえてきた方
- ハードコンタクトレンズの長期装用される方
- アレルギー性結膜炎で強く目をこする方
- 生まれつきまぶたが下がっている方
眼瞼下垂の検査方法
診察
医師の指示に従い、まばたきや目を閉じたり開けたりしてもらい瞳孔反応や眼球運動を調べます。
眼瞼下垂の治療方法
炭酸ガスレーザー手術
上まぶたを開ける筋肉を縫い上げる手術になります。 両眼で15分から20分くらい手術です。
炭酸ガスレーザーは、メスではなくレーザー光線で切開をおこなう最新の技術です。通常のメスでの手術に比べて出血が少なく、術後のまぶたの腫れがひくのが早く、切開痕がほとんど残らないのが特徴です。

この手術は美容外科ではありませんので、保険診療になります。
手術後、足元の不安な方はご自宅まで送迎いたします

眼瞼下垂手術後の帰宅時に、足元の不安な方はご自宅までの送迎を行っております。
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